いつもひふみのしくみブログを
お読みくださり
ありがとうございます。

みなさん元気でお過ごしですか。
人の心は移ろいやすく、
気分に動かされるものです。
そういう一面もあれば、
不動の心も備わっています。
よく見聞きする
自分軸という言葉があります。
これを「自分らしく」と
解釈されることがあります。
若者にとって「自分らしく」は
「そのまま進んでみなさい」
との良い意味で使われます。
若者はたくさん体験することが
大事な時期だからです。

人類も同じことで
これまでたくさんの経験を
積んできました。
人生はまさに
ロールプレイングゲーム。
何回も死んでは生まれ変わり、
リセットを繰り返しながら
前進してきました。
特に日本人は
家系を有する民族なので
原初からの記憶を蓄積し、
アップデートしながら
経験値を積んできました。

大陸と日本列島が陸続きだった
2万年前はとても寒い
旧石器時代でした。
この頃の人間にとって失敗は
即死亡に直結しました。
たくさんの失敗を肥やしにし
次世代に知恵を授けて
生命の営みをくり返し、
祖先から蓄積した記憶を
子孫に継承してきたのです。
良きにつけ悪しきにつけ。

いつの時代も
夫は男、妻は女です。
夫は妻子を養い、
妻は子を産みます。
父ちゃんがいて
母ちゃんがいて
兄弟姉妹がいて
じいちゃん
ばあちゃんがいる。
この「型」が
大昔から人類の記憶に
深く刻まれているのです。

昭和のアニメ
『はじめ人間ギャートルズ』は
マンモスの時代に力強く生きた
家族の生き様を描いています。
原始時代から
父ちゃんがいちばん偉かったし
母ちゃんは強くて美人だったし
ゴンはちゃんと長男だったし
ドテチンはゴンの相棒だった。
歯のないじいちゃんも
寝たきりのばあちゃんもいて、
ピー子ちゃんとは仲良しだった。
『はじめ人間ギャートルズ』
1974年10月05日放送開始
1976年3月27日放送終了
どこまでも地平線が続くギャートルズ平原。立派な狩人を目指すゴンは、大黒柱のとうちゃん、しっかり者で美人のかあちゃんらとともに今日も元気に平原を駆け回る。互いに命を掛けたマンモスとの決戦、死神との攻防、突然のゴールドラッシュ……原始サバイバルが始まったのだった。
昭和世代には懐かしいと思います。
わたしは再放送で見ていました。
マンモスの輪切りの肉とか
叫び声が石化したりとか
ガイコツの死神とか
子ども心にインパクト大でした。
特に終わりの歌は
とても心に残っていて
久しぶりに聴いてみると
じ~んときましたよ。
石の時代も
土の時代も
鉄の時代も
紙の時代も
風の時代も
人間の家族形態は変わらない。

どんなに便利な時代になっても
地球の回転方向に従い、
家族の役割は原初のまま
全体で進化してゆくのです。
創造神はそのように
人間をつくりました。

厳しい自然界の理に従って
生きた石器時代の祖先は
2万年もの歳月をかけて
最適化した男女の役割を
子孫に継承してきました。
もっとも効率的で無駄がなく
理にかなった役割分担を。

やがて物質文明がはじまって
それまでなかった所有、
支配といった概念が生まれ、
争いと奪い合いが起きました。

争いが起きた本当の原因は
卑弥呼が教祖様になったから。
男女逆さまを宗教にしたから
本末転倒の世界になったのです。


どんな時代に変わっても
男女の立ち位置を
変えてはならない。
これが自然界の厳しき掟。

長い長い歴史の中で
たくさん失敗してきた魂ほど
このことがわかるのです。
人類が生まれるはるか昔、
火と水が協力し合って
地球創生した時代から、
男女の理は変わらない。
男は火、女は水
男は天、女は地
男は太陽、女は地球
男は与え、女は受け取る

父ちゃんは父ちゃんのまま
母ちゃんは母ちゃんのまま
ゴンはゴンのまま
混血を繰り返して
2万年後に生きている子孫が
わたしたち日本人。
『やつらの足音のバラード』は
原作者の園田俊二氏が作詞で
かまやつひろし氏が作曲です。
宇宙のはじまりから
人類創生を感じさせる
奥の深い曲です。
3番まで聴いてみてください。
やつらの足音のバラード
なんにもない なんにもない
まったく何にもない領域から
なんでもある なんでもある
今のありがたさに至るのです。
結局、自分軸とは、
地球軸に自分を一致させること。
そこに「自分らしさ」という
個の概念は消滅しており、
地球に従うしか道はない、
適者生存の厳しき掟に従った
命の理。
それが祖先から受け継いだ
命の理(詔)なのですよ。

この続きは次回に。
いつもありがとうございます。