地獄は家の中で作られる。
地獄で育った人間に悪魔が宿る。
その反対に
天国も家の中で作られ、
天国で育った人間に
神が宿るのです。
わたしたちは
外の世界が平和であれば
幸せになれると
思わせられてきましたが、
家の中を平和にしなければ
幸せになれないのが本当なのです。
わたしは10年以上前に
原因不明の病、精神病、突然死、
離婚、絶縁、DV、毒親、
遺産相続争い、一家離散などの
家族崩壊で悩んでいる方の
相談に乗っていた時期があります。
人は一見幸せそうに見えても
家が地獄の方が少なくありません。
人は結果の世界しか見ずに
原因を無視しているので
地獄から抜け出せないのです。
不調和の原因は
生命秩序の法則に
逆らっているからで
祟りだとか怨霊のせいとか
誰かのせいにしても
解決することはできません。
10年前のわたしは
人と対面して
原因と解決法を伝えてきましたが
それを理解し実践する人は少なく、
むしろ指摘されて
激怒する人さえいたのです。
そのたびに
伝え方がうまくなかったのだと
自分の未熟さを思い知りました。
どうすればわかりやすく
伝えることができるだろうかと考えて
まずは自分が長男嫁の立場を
徹底して実践したのです。
わたしは結婚してから
長男嫁としての役目を
実践してきました。
夫を立て夫の両親に尽くす。
そのために
実家の親を切ったのです。
これを親切と書きます。
長男に嫁いだのだから
当たり前のことです。
具体的な体験は
勉強会でお伝えしてきました。
長男嫁は
嫁ぎ先の親に孝行します。
二男嫁、三男嫁は
長男嫁を飛び越えて
親孝行してはなりません。
二男嫁、三男嫁は親ではなく
長男嫁に孝行するのが筋なのです。
今は実家と親離れができない嫁、
嫁いだ姉妹同士がいつまでも
親しくしている人が多いです。
これは霊的には浮気と同じで
裏切り行為になるのです。
嫁側、母方は
外戚ですからでしゃばらず、
立場をわきまえるのが道理。
親が嫁がせた娘を引き寄せると
長男嫁が遠ざかってしまい、
家族に不調和が起きてしまいます。
親は嫁がせた娘や
気の合う他の嫁ではなく
長男嫁を一番に
大事にしなければなりません。
長男嫁は唯一、
父方祖父の分け御霊の長男を
産んでくれるからです。
二男嫁、三男嫁にはできない役目を
長男嫁は担っているのです。
長男嫁から生まれてくる長男は
長男嫁と父方祖父の
両方の分け御霊であり
両家を束ねる幹となります。
長男は先祖返りなので継承者。
二男、三男は初代となります。
初代は我が子長男を二代目とし、
長男嫁をお迎えして
子々孫々していきます。
このことは古から守られてきた
生命の秩序の法則であり、
家族が一つの生命共同体なので
法則どおりに守っていれば
家庭は円満になるのです。
夫の両親を見送って
長男嫁の役目を終えたとき、
歴史上の人物を通してなら
岡目八目で人を怒らせることなく
伝えられるかもしれないと考えて
歴史ブログを書き始めました。
書いていくうちに
いろいろな存在に導かれてゆき、
知らなかった歴史が
わかっていきました。
そのうち自分の過去世の記憶を
思い出していったのです。
過去世でまちがいだらけを
体験してきたからこそ、
本当の正しさとは何かが
やっとわかるようになったのです。
歴史はお家騒動の連続です。
互いの正しさを主張して
争ってきました。
本当の正しさとは
道理に沿うことなのです。
道理とは法則であり
筋道であることをブログで
具体的にお伝えしてまいりました。
ブログで歴史上の人物を通して
家族の立場と順序を伝えることで
本質をわかってくださるようになり、
気づかれた読者様は省みて
それぞれのお立場で
実践されるようになりました。
10年前のやり方を変えてから
気づいてくだる方が増えたのです。
ブログを読んでくださった方が
人に紹介してくださるようになり、
北海道から沖縄までだけでなく、
世界各地に訪問者がおられます。
10年前なら考えられないことです。
わたしはひとりでも多く気づかれて
実践してくだされば御の字で、
一組でも家族が幸せになってくだされば
ありがたいと思ってきました。
今ではそれぞれの実践体験を
報告してくださるようになり
会いに来てくださる方もおられます。
ご自身が気づいて実践したことで
幸せへの道へ進まれた方が
自然と増えてまいりました。
こんなにありがたいことはありません。
人はたいていよかれと思って
人を変えようとします。
それは人に干渉しているのであり、
自分の意見を
人に押し付けているのです。
人を変えようとするのではなく
自ら気づいて自ら変わるだけです。
人を変えることはできませんが
自分が変われば
周りが変わっていくのです。
家族は変わったあなたを見ています。
いちばん厳しい審査員は家族です。
あなたの在り方を見て
今度は家族が変わっていくのです。
こうして家族が
それぞれの役割に気づきだし
家族が感謝し合うようになり、
過去世で果たせなかった
家族の和合を
果たせるようになるのです。