【超国宝】菩薩の心・空海の世界観・七支刀と対面してきました①

歴史と政治の本質


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今回は2025年4月20日に
奈良国立博物館にて
超国宝展】に行ってきた
レポートです。


奈良国立博物館は、
奈良公園の近くにありますので、
鹿さんたちがたくさんいました。


観光地はどこもかしこも
外国人だらけなのですが、
さすがに国宝展は
日本人しかいませんでした。

超国宝展
仏像や曼荼羅が多数展示され、
仏教美術ファンには
たまらない機会だったと思います。


会場には30分前に到着。
すでに長蛇の列ができていました。

今回の目玉は七支刀です。

仏像は7世紀以降の作品ですが、
七支刀は飛び切り古い
謎の4世紀の剣なのです。


開催時間になると、
一斉に人が館内に流れ込みました。
最初に人だかりになっていたのは、
法隆寺の百済観音でした。
(下の画像)

1400年前の仏像が
現存しているのは仏師の
神業としか思えません。



熱心な仏像ファンの方々は
それぞれが持参してきた
オペラグラスを取り出して
細部を観察していました。
その様はかなり奇特な光景でした。


わたしは仏像よりも
むしろ仏像フェチの生態に
興味を覚えましたよ。



この人たちは仏教徒なんやろか。
多分、お釈迦様よりも
名もなき仏師の方に
関心があるんやろな~
とか。


次に圧巻したのは
曼荼羅でした。
巨大な曼荼羅のタペストリーが
多数展示されていました。

曼荼羅は密教の世界観を
表現しているようです。
密教は空海さんの教えです。

曼荼羅は
金剛界曼荼羅と
胎蔵曼荼羅の
一対で構成されています。

金剛界曼荼羅は智の曼荼羅、
胎蔵曼荼羅はことわりの曼荼羅。
詳しくは動画を参照のこと。


曼荼羅は密教の神髄を絵で
暗号化したのかもしれません。

予備知識のないわたしは、
胎蔵曼荼羅を初めて見たとき
「これが地球の内宮さんかあ!」
と思いましたよ。


中央の大日如来は
太陽神と同一と思われます。
大日如来の周囲の仏はすべて
大日如来の化身なのです。


詳しくは高野山のお坊さんの
動画にお任せします。



ちなみに人間は
如来まで進化できるそうです。
お釈迦様は

釈迦如来になられました。

金剛界曼荼羅は精神世界、

胎蔵曼荼羅は物質世界。
これを統合させると
表裏一体、陰陽合体、
原因と結果の(因果応報)の
宇宙の法則と一致します。

人間は法則に従っていれば
調和した世界が現れるのですが
自我と欲望があるために
法則を無視したり
捻じ曲げたりしたために、
地獄を生み出してきたのです。




その2に続きます。


いつもありがとうございます。

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