前回の続きです。
魂の生まれ変わりを証明するための知恵とは(仁徳・継体天皇編)
第25代武烈天皇は
男子を残さず崩御したため、
応神天皇の分家の5代孫で
三男の男大迹王(継体天皇)が
武烈天皇の姉・手白香皇女の
入り婿となり皇統をつなぎました。
もし男大迹王が長男だったら
この話はありませんでした。
皇族の血統の男子であれば
誰でもよいと思われがちですが、
本当はそうではありません。
「男子であれば誰でもよい」
という考え方が
皇位継承争いを
繰り返してきたのです。
では争わないためには
どうすればよいのでしょうか。
天皇は皇祖の遺伝子を
永遠に継承する役目を担う
家系である以上、
生命の本質を
知る必要があります。
生命は
霊とも神とも言いますが、
本質は万物の源である
無形無双の一なる根源です。
そのため
鉱物、植物、動物、人間も
同じ生命なのです。
この地球は
左回転の天の川銀河の
左回転の太陽系に属し
左回転で公転自転します。
地球は引力がはたらくため
物質は上から下へ移動します。
自然界の摂理が法則です。
陽は男、陰は女なので
太陽は男、惑星は女となります。
生命は不老不死ですが、
形態(肉体)の進化に応じて
種(遺伝子)を保存します。
人間は陰陽の法則どおりに
男女の二極に分かれます。
生命(霊・神)の
物質(肉体)化は
男女の共同作業でなされます。
男は神をY遺伝子に保存し、
女は神を肉体化するのです。
男女は
上下一対、
左右一対、
前後一対、
内外一対、
男が主、女が従で
霊主体従となります。
原因が前、結果が後です。
自然界の摂理には
優劣はありません。
肉体化は男女の順が無秩序ですが
霊は男女の順に秩序があります。
その秩序は
兄弟姉妹と書くように、
霊的順序は
男が前、女が後なので
長男二男三男・・・
長女二女三女・・・
の順になります。
長男は霊的に一番目なのは、
父方祖父と母(長男嫁)の
両方の分け御霊として
誕生するからです。
継承者は長男ですが、
弟は分家の初代となります。
初代は我が子長男を継承者とし、
子々孫々してゆくのです。
さて皇族は
武烈天皇の代で絶えたために、
皇族の男子を入り婿に迎えて
皇統をつなごうとしました。
このとき
長男でないことが条件でした。
なぜ?
長男を入り婿にしてしまえば
男側の父方と母方をつなぐ魂を
奪ってしまうことになり、
両家が不調和に陥り、
あらゆる禍を
呼び寄せてしまうからです。
長男を
入り婿にしてはならないのは
掟なのです。
結婚とは
霊的法則に従って
結ばれる
結魂なのです。